本文へスキップ
Certia
実務

薬剤師国家試験 第108回 問266

266 / 345

75 歳男性。体重 67 kg。農作業中に意識を失い倒れているところを発見さ れ救急外来へ搬送された。痙れん性てんかん重積状態と診断され、ジアゼパム注射 液 10 mg を投与したが、痙れんが持続したため、ホスフェニトインナトリウム注 射液 1,500 mg が追加投与された。痙れんが改善した後、ホスフェニトインナトリ ウム 7.5 mg/kg/day で維持された。経口摂取可能となったため以下の処方に変更 され、7日間服用後の患者の定常状態における平均血漿中フェニトイン濃度(C ) ss は 10 ng/mL であった。 (処方) フェニトイン散 10% 1 回 1 g ( 1 日 3 g) 1 日 3 回 朝昼夕食後 7 日分 21 追加投与されたホスフェニトインナトリウム注射液について薬剤師が医療スタッ フに情報提供した内容として、正しいのはどれか。2つ選べ。

正解と解説

表示する
正解 2, 5

生理食塩液で希釈して投与してください。 / フェニトインの血中濃度を定期的に測定し副作用に注意してください。

ホスフェニトインナトリウムはフェニトインのリン酸エステル型プロドラッグで水溶性が高く、生理食塩液やブドウ糖液で希釈して末梢静脈から投与できる点が、強アルカリ性で血管痛や壊死を起こしやすい旧来のフェニトイン注射液に対する利点である。ただし急速投与は低血圧や不整脈などの心血管系副作用を招くおそれがあり、フェニトインは有効域が狭い薬物であるため血中濃度を定期的にモニタリングし副作用の出現に注意する必要がある。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。