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Certia
薬剤

薬剤師国家試験 第108回 問268

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30 歳男性。身長 165 cm、体重 55 kg。急性骨髄性白血病のため 6 ヶ月前に 父親をドナーとして同種造血幹細胞移植を受け、術後 1 ヶ月で退院した。慢性移植 片対宿主病(GVHD)のコントロール目的に以下の薬剤を継続服用している。 (処方 1 ) プレドニゾロン錠 5 mg 朝 4 錠、昼 2 錠( 1 日 6 錠) 1 日 2 回 朝昼食後 7 日分 (処方 2 ) タクロリムスカプセル 1 mg 1 回 2 カプセル( 1 日 4 カプセル) 1 日 2 回 朝夕食後 7 日分 (処方 3 ) ボリコナゾール錠 50 mg 1 回 3 錠( 1 日 6 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 2 時間 7 日分 23 処方された薬剤の使用に際し、考慮すべき薬物相互作用の発現機序として最も適 切なのはどれか。1つ選べ。

正解と解説

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正解 3

ヘム鉄への配位結合による CYP3A4 の阻害

ボリコナゾールなどのアゾール系抗真菌薬は、分子内のトリアゾール環がCYP3A4のヘム鉄に配位結合することで酵素活性を阻害し、基質であるタクロリムスの血中濃度を上昇させる。この機序は競合阻害ではなく配位結合による阻害であり、CYP2C19やCYP1A2、核内受容体を介した誘導とは異なる。プレドニゾロンもCYP3A4基質だが、本症例で特に注意すべき相互作用はタクロリムスとボリコナゾールの組合せである。

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