学説試験
獣医師国家試験 第75回 学説B 問62
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犬の進行性脊髄軟化症に関する記述として適当なのはどれか。
- a脊髄の融解壊死が原因である。
- b後肢の深部痛覚の消失が認められる。
- c診断は単純X線検査で行われる。
- d片側椎弓切除術により神経徴候が改善する。
- e胸腰部から生じた場合には生命予後に影響しない。
正解と解説
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正解 1
a, b
進行性脊髄軟化症は重度の椎間板ヘルニアなどに続発し、脊髄実質が融解壊死しながら頭尾方向へ広がっていく病態で、後肢の深部痛覚消失を伴う最重度の脊髄障害として現れる。診断はMRIや経過観察によるもので単純X線では判断できず、片側椎弓切除術などの減圧手術を行っても進行は止められない。胸腰部から生じた場合は軟化が頸髄へ及んで呼吸筋麻痺を起こし致死的となるため、生命予後にも重大な影響を与える。