一般問題
医師国家試験 第109回 問461
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31歳の初産婦。妊娠33週2日。切迫早産と診断され妊娠28週から入院中であ る。「数時間前から少しずつおなかが痛くなってきて、赤ちゃんの動きが少ない」 との訴えがあり診察した。腟鏡診で分泌物は褐色少量。内診で子宮口は閉鎖してい る。胎児心拍数陣痛図で頻回の子宮収縮と遅発一過性徐脈を認め、胎児機能不全と 診断し緊急帝王切開を行った。帝王切開時、羊水は血性で胎盤母体面に凝血塊を 伴っていた。児娩出後の子宮の写真(別冊No.9)を別に示す。 胎児機能不全の原因として最も考えられるのはどれか。

正解と解説
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正解 e
常位胎盤早期剝離別 冊No. 9
血性羊水と胎盤母体面の凝血塊、子宮口が閉鎖したままの持続的な腹痛と褐色分泌物、遅発一過性徐脈という所見は常位胎盤早期剝離に典型的です。剝離により胎盤のガス交換面積が減少して胎児機能不全をきたします。前置胎盤では無痛性の鮮血性出血が特徴で、所見が合致しません。