必修問題
医師国家試験 第110回 問267
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78歳の男性。悪心と腹痛とを主訴に来院した。腹痛は朝から生じ、徐々に右下 腹部に移動し、増強してきたため受診した。身長160cm、体重54kg。体温37.8 °C。脈拍92/分、整。血圧148/84mmHg。呼吸数20/分。腹部は平坦で、右下腹 部に圧痛と反跳痛とを認める。血液所見:赤血球365万、Hb13.2g/dL、Ht35%、 白血球12,100(桿状核好中球10%、分葉核好中球72%、好酸球1%、単球3%、 リンパ球14%)、血小板19万。血液生化学所見:尿素窒素18mg/dL、クレアチニ ン0.9mg/dL。CRP1.2mg/dL。腹部エックス線写真で異常を認めない。腹部超 音波検査では腸管ガスのため所見は不明瞭であった。 次に行うべき検査はどれか。
正解と解説
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正解 b
腹部造影CT
心窩部から右下腹部へ移動する痛み、発熱、右下腹部の圧痛と反跳痛、好中球優位の白血球増多から急性虫垂炎が強く疑われます。超音波でガスのため描出不良であった場合は、虫垂の腫大や周囲の脂肪織濃度上昇、穿孔・膿瘍の有無を評価できる腹部造影CTが次の検査として適切です。