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Certia
一般問題

医師国家試験 第110回 問420

420 / 500

75歳の男性。尿が出ないことと腹部の膨満感とを主訴に来院した。 現病歴 : 2日前からくしゃみと鼻汁のため市販の総合感冒薬を内服していた。昨 夜から尿が出なくなり、下腹部の膨満感と疼痛が出現した。以前から尿が出にくく 残尿感があったという。 既往歴 : 10歳時に虫垂切除術。 生活歴 : 無職。妻と2人暮らし。喫煙は45歳まで20本/日を25年間。飲酒は機 会飲酒。 家族歴 : 特記すべきことはない。 現 症 : 意識は清明。身長175cm、体重80kg。体温36.7°C。脈拍88/分、整。 血圧120/84mmHg。呼吸数20/分。SpO 98%;room air=。皮膚は乾燥。眼瞼結膜 と眼球結膜とに異常を認めない。口腔内と咽頭とに異常を認めない。甲状腺腫と頸 部リンパ節とを触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。下腹部は緊満して おり、恥骨上に圧痛を認める。 この患者に尿道カテーテルを留置する際の手順で正しいのはどれか。

正解と解説

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正解 c

陰茎を十分に牽引して挿入する。

男性の尿道カテーテル挿入では、陰茎を腹壁に対して垂直から頭側方向に十分牽引することで尿道の恥骨前彎が伸ばされ、カテーテルが抵抗少なく進みます。手技は尿路感染を防ぐため無菌操作で行い、抵抗を感じた部位でバルーンを膨らませると尿道損傷を招くため、必ず尿の流出を確認して膀胱内に到達したことを確かめてから膨らませます。留置後は尿道皮膚瘻を防ぐためにカテーテルを大腿や下腹部に固定します。

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