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Certia
一般問題

医師国家試験 第110回 問415

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71歳の男性。ふらつきを主訴に来院した。 現病歴 : 1週前から朝の目覚めが悪く、散歩中に気分が悪くて座りこむことが多 くなった。階段を上がる際に息切れを自覚するようになり、心配になったため受診 した。2週前から便が黒かったという。以前から通院中の内科で3週前に行った検 査結果を持参している。 既往歴 : 高血圧症と心房細動のため、前述の内科に通院中である。1か月前に右 膝を痛め、自宅近くの診療所で処方された鎮痛薬を服用している。 生活歴 : 6年前に会社を退職して、妻、長男夫婦および小学生の孫と同居してい る。喫煙は45歳まで15本/日を25年間。飲酒は機会飲酒。 検査所見H持参したものN : 血液所見:赤血球343万、Hb10.6g/dL、Ht33%、 白血球7,300、血小板10万、PT-INR1.9;基準0.9〜1.1=、APTT38.4秒;基準対 照32.2=。血液生化学所見:総蛋白6.0g/dL、アルブミン3.2g/dL、総ビリルビ ン1.2mg/dL、直接ビリルビン0.3mg/dL、AST33IU/L、ALT26IU/L、LD 256IU/L;基準176〜353=、尿素窒素15mg/dL、クレアチニン0.8mg/dL、血糖 98mg/dL、Na131mEq/L、K4.4mEq/L、Cl97mEq/L。 現 症 : 意識は清明。身長173cm、体重78kg。体温36.2°C。脈拍96/分、不 整。血圧148/78mmHg。呼吸数20/分。SpO 97%;room air=。皮膚は乾燥してい る。眼瞼結膜は貧血様で、眼球結膜に黄染を認めない。眼振を認めない。口腔内と 咽頭とに異常を認めない。頸静脈の怒張を認めない。甲状腺腫と頸部リンパ節とを 触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知 しない。浮腫を認めない。四肢の筋力は保たれており、起立と歩行とに異常を認め ない。腱反射に異常を認めない。 診断のために再度確認すべきなのはどれか。

正解と解説

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正解 d

医療機関での処方内容

黒色便と貧血に加え、PT-INRが1.9と延長しており、心房細動に対する抗凝固薬に加えて1か月前から鎮痛薬を服用しています。複数の医療機関から処方を受けている状況では、NSAIDsによる消化管粘膜傷害や抗凝固薬との相互作用が出血の要因となるため、すべての医療機関での処方内容を改めて確認することが診断上重要です。お薬手帳の確認が有用となります。

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