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Certia
一般問題

医師国家試験 第111回 問371

371 / 500

75歳の女性。交通外傷による肝損傷の緊急手術後で2日前からICUに入院中で ある。術前、術中に一時的に大量の輸液と輸血が行われた。術後はICUに入室し て人工呼吸管理を受けていたが、気管からピンク色泡沫状の分泌物が吸引されるよ うになった。心拍数110/分、整。血圧112/64mmHg。中心静脈圧16mmHg。頸 静脈の怒張を認め、両側の胸部にcoarse cracklesを聴取する。動脈血ガス分析 (F O 0.6):pH7.35、PaCO 40Torr、PaO 70Torr、HCO −23mEq/L。胸部エ I 2 2 2 3 ックス線写真で心胸郭比75%、両肺野に浸潤影を認める。心エコーで左室駆出率 35%。 この時点で考えるべき治療薬はどれか。2つ選べ。

正解と解説

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正解 a, b

ドブタミン / フロセミド

大量輸液・輸血後に気管からピンク色泡沫状分泌物、中心静脈圧上昇、頸静脈怒張、心拡大、左室駆出率35%を認めており、容量負荷による心原性肺水腫と考えられます。前負荷を減らすためにループ利尿薬のフロセミドを投与し、低下した心収縮力を補うためβ1刺激作用をもつドブタミンで心拍出量を増やすのが合理的です。ジルチアゼムやプロプラノロールは陰性変力作用があり心不全を悪化させるため不適切です。

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