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Certia
一般問題

医師国家試験 第111回 問370

370 / 500

82歳の女性。肺炎で入院中である。抗菌薬が投与され肺炎の症状は軽快してい たが、3日前から頻回の水様下痢が続いている。高血圧症で内服治療中である。意 識は清明。体温37.6°C。脈拍76/分、整。血圧138/78mmHg。腹部は平坦、軟。 下腹部に軽い圧痛を認める。血液所見:赤血球380万、Hb12.0g/dL、Ht36%、 白血球9,800、血小板26万。腹部エックス線写真で異常所見を認めない。便中 Clostridium difficileトキシン陽性。 この患者に有効と考えられる薬剤はどれか。2つ選べ。

正解と解説

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正解 a, d

バンコマイシン / メトロニダゾール

抗菌薬使用後に生じた水様下痢で便中Clostridioides difficileトキシンが陽性であり、CD腸炎(偽膜性腸炎)と診断されます。治療にはバンコマイシンの経口投与とメトロニダゾールが用いられ、バンコマイシンは経口投与で腸管からほとんど吸収されず腸管内で高濃度を保つ点が要点です。クリンダマイシンやセフェム系、ニューキノロン系はむしろCD腸炎の誘因となる抗菌薬です。

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