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Certia
一般問題

医師国家試験 第111回 問363

363 / 500

42歳の男性。頸部のリンパ節腫大を主訴に来院した。数年前から風邪をひきや すいと感じていた。1年前から両側の頸部にリンパ節腫大を自覚していた。自宅近 くの医療機関を受診したところ、右頸部リンパ節の生検で悪性腫瘍が疑われたため 紹介されて受診した。両側の頸部に径3cmのリンパ節を数個触知する。右頸部に 生検跡を認める。両側の腋窩に径2cmのリンパ節を1個触知する。脾を左肋骨弓 下に3cm触知する。血液所見:赤血球302万、Hb9.2g/dL、Ht30%、白血球 30,500(桿状核好中球3%、分葉核好中球3%、単球6%、リンパ球88%)、血小板 19万。リンパ節生検組織のH-E染色標本(別冊No. 9)を別に示す。 この患者のリンパ節の触診所見として最も考えられるのはどれか。 圧痛 可動性 性状

問題の図

正解と解説

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正解 c

安 + 弾性硬

数年来の易感染性、両側頸部・腋窩の無痛性リンパ節腫大、脾腫に加えて白血球30,500でリンパ球88%という著明なリンパ球増加があり、悪性リンパ腫(慢性リンパ性白血病を含むリンパ増殖性疾患)が考えられます。腫瘍性のリンパ節は炎症と違って圧痛を欠き、性状は弾性硬で、周囲組織への浸潤が乏しい段階では可動性が保たれるのが典型です。癌の転移では周囲に浸潤して石様硬で可動性が失われ、化膿性リンパ節炎では圧痛を伴い軟らかく触れます。

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