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Certia
一般問題

医師国家試験 第111回 問364

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9か月の乳児。嘔吐と下痢とを主訴に両親に連れられて来院した。2日前の乳児 健康診査の帰宅後から機嫌が悪かった。昨日からは嘔吐と頻回の下痢が出現し、尿 量も減少しているという。体重7,800g。体温37.0°C。心拍数120/分、整。呼吸 数40/分。毛細血管再充満時間3秒と延長している。顔色は不良で、腹部皮膚のツ ルゴールは低下している。尿所見:比重1.035、蛋白1+、ケトン体1+。血液所 見:赤血球420万、白血球5,000、血小板18万。血液生化学所見:尿素窒素26 mg/dL、クレアチニン0.3mg/dL、血糖78mg/dL、Na132mEq/L、K4.0mEq/L、 Cl103mEq/L。CRP0.8mg/dL。 この患児の脱水状態の重症度判定に最も適切なのはどれか。

正解と解説

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正解 e

体重減少の程度

乳幼児の脱水は短期間の体重変化がほぼそのまま体液喪失量を反映するため、発症前の体重と現体重の差が重症度判定の基本指標になります。心拍数や尿量、血清Na値、血清浸透圧は補助的な所見にとどまり、Na値や浸透圧は脱水の型(高張性か低張性か)を示すものであって欠乏量の程度を表しません。本例は毛細血管再充満時間の延長やツルゴール低下から中等度以上の脱水が疑われます。

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