必修問題
医師国家試験 第112回 問295
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23歳の女性。排尿時痛と下腹部痛とを主訴に来院した。性交の3日後から排尿 時痛を感じるようになった。性交の4日後に黄色帯下と下腹部痛が出現したため受 診した。身長160cm、体重52kg。体温37.6°C。脈拍88/分、整。血圧104/72 mmHg。呼吸数20/分。腹部は平坦で、下腹部に反跳痛を認める。内診で子宮は正 常大で圧痛を認める。付属器は痛みのため触知できない。腟鏡診で外子宮口に膿性 分泌物を認める。 この患者に行う検査として適切でないのはどれか。
正解と解説
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正解 d
子宮卵管造影検査
性交後に発症した排尿時痛、膿性帯下、子宮の圧痛と下腹部の反跳痛から、淋菌やクラミジアによる骨盤内炎症性疾患が疑われます。核酸増幅検査や細菌培養、経腟超音波検査、尿沈渣で評価しますが、子宮卵管造影検査は造影剤とともに病原体を上行性に押し上げて炎症を腹腔内に拡大させる危険があるため、急性炎症期には行いません。