必修問題
医師国家試験 第113回 問121
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72歳の男性。膵癌手術後に通院中である。 現病歴 : か月前に膵癌の手術を受けた。術後 か月検査の結果、他臓器に転移 が見つかり、余命 か月との告知を受けた。 既往歴 : 60歳から高血圧症、62歳から脂質異常症で内服治療中。 生活歴 : 喫煙は20歳から20本/日。飲酒は機会飲酒。息子夫婦と同居している。 家族歴 : 父が高血圧症、心筋梗塞。 現 症 : 意識は清明。身長165cm、体重48kg。体温36.8°C。脈拍72/分、整。 血圧134/74mmHg。呼吸数20/分。SpO 98%;room air=。眼瞼結膜と眼球結膜と に異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾 を触知しない。腹部正中に手術痕を認める。 患者は主治医に「先生、もうこれからどうしていいかわからないよ」と訴えた。 医師の応答として適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 e
「そうですね。今後のことは一緒に考えましょう」
余命の告知を受けた患者の「どうしていいかわからない」という訴えは、答えを求める質問というより不安や無力感の表出です。まずその気持ちを受け止め、これからを一緒に考えていく姿勢を示す応答が支持的な対応となります。突き放したり叱咤したり、転院を促す応答は患者を孤立させ、信頼関係を損ないます。