必修問題
医師国家試験 第113回 問111
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20歳の男性。右足関節の変形と 痛のため救急車で搬入された。会社員で、 サッカーのクラブチームに所属している。サッカーの試合中に他の選手と接触して 受傷し、歩行困難となったため救急車を要請した。受傷時の足関節の肢位は不明で あった。既往歴、生活歴、家族歴に特記すべきことはない。搬入時;受傷 時間後= の意識は清明。体温36.9°C、心拍数100/分、整。血圧124/76mmHg。呼吸数 14/分。SpO 100%;鼻カニューラ L/分酸素投与下=。右足関節全体に腫脹と圧痛 を認める。右足関節周囲に開放創はない。足背動脈は左右差なく触知可能であり、 右足趾の自動屈曲伸展運動は可能で、感覚に異常を認めない。右足関節以外に異常 を認めない。右足関節単純エックス線写真;別冊No. 5=を別に示す。 初期対応として適切なのはどれか。

正解と解説
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正解 e
整 復別 冊No. 5
受傷後に足関節の高度な変形と腫脹を認めることから脱臼骨折が考えられ、変形が残ると皮膚の緊張による壊死や神経血管の圧迫を招きます。したがって開放創がなく循環障害が明らかでない段階でも、できるだけ早期に整復して固定することが初期対応として適切です。テーピングでは整復も安定化も得られず、抗菌薬や血行再建、大量輸液の適応はありません。