一般問題
医師国家試験 第113回 問361
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救急外来で小児を診察した研修医から指導医への報告を示す。 研修医:「 歳の女児です。 日前から発熱、咳嗽、鼻汁が続き、本日から四肢、 体幹に発疹が出現したため来院しました。咳嗽がひどくルームエアーで SpO が92%であり、入院も考慮する必要があると思います」 指導医:「どのような発疹ですか」 研修医:「四肢、体幹に紅色の丘疹がひろがっています」 指導医:「口腔内の所見はどうですか」 研修医:「咽頭発赤があり、頰粘膜に白い斑点があります」 指導医:「入院させる場合、この患児で特に必要な感染対策は何ですか」 これに続く研修医の返答として最も適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 e
「関係する医療スタッフの感染症抗体価と予防接種の状況を確認します」
発熱・咳嗽・鼻汁のカタル期に続く発疹と、頰粘膜の白色斑(Koplik斑)から麻疹が強く疑われます。麻疹は空気感染するため陰圧個室管理とN95マスクの着用(着けるのは医療者側)が必要ですが、それ以上に重要なのは、接触する医療スタッフ自身が免疫を有しているかを抗体価や予防接種歴で確認し、免疫のない者を担当から外すことです。カーテン隔離や聴診器の専用化は接触感染対策であり、麻疹には不十分です。