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Certia
一般問題

医師国家試験 第113回 問364

364 / 400

70歳の女性。胸背部痛のため救急車で搬入された。自宅で家事中に突然、胸背 部痛を訴え、その後意識が低下したため夫が救急車を要請した。健診で血圧が高い と指摘されたことがある。ADLは自立しており、発症前の状態はいつもと変わり なかった。搬入時、意識レベルはJCSIII-100。心拍数100/分、整。上肢の血圧は 計測不能。下肢の血圧は70mmHg 触診 。呼吸数30/分。SpO 計測不能。頸静脈 の怒張を認める。橈骨動脈は両側とも微弱にしか触知しないが、両側頸動脈と両側 大動脈は触知する。胸部聴診でI音とII音が減弱している。呼吸音に異常を認め ない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢に網状皮斑を認める。 最も優先される検査はどれか。

正解と解説

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正解 b

心エコー検査

突然の胸背部痛に続く意識障害、上肢血圧測定不能と下肢との血圧差、頸静脈怒張と心音減弱というショックの所見から、急性大動脈解離に伴う心タンポナーデが強く疑われます。心エコー検査はベッドサイドで直ちに施行でき、心囊液貯留や右心系の虚脱、上行大動脈のフラップを短時間で確認できるため最優先されます。循環が不安定な状態でCT室やMRI室へ移動させるのは危険です。

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