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Certia
必修問題

医師国家試験 第115回 問312

312 / 400

23歳の男性。咳嗽および血痰を主訴に来院した。3日前から乾性咳嗽が出現し、 激しくせき込むようになった。今朝、咳嗽時に少量の血痰が1回出現したため心配 になって受診した。悪心や嘔吐はなく、食欲良好で体重減少や盗汗はない。結核曝 露歴や最近1か月の海外渡航歴はない。既往歴に特記すべきことはなく、喫煙歴と 飲酒歴はない。意識は清明。診察中には咳嗽が時々出るが血痰は出ていない。身長 160cm、体重72kg。体温36.1°C。脈拍72/分、整。血圧122/58mmHg。呼吸数 12/分。口腔内と咽頭に異常はなく、頸部リンパ節腫脹を認めない。心音と呼吸音 とに異常を認めない。 この時点で最も事前確率の高い疾患はどれか。

正解と解説

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正解 c

急性気管支炎

若年で基礎疾患がなく、数日前からの乾性咳嗽が激しくなり、強い咳嗽による気道粘膜の軽微な損傷で少量の血痰が1回出た経過です。体重減少や盗汗、結核曝露歴や渡航歴がなく、診察所見も正常であることから、事前確率が最も高いのは急性気管支炎です。若年非喫煙者の肺癌や、血管炎・肺胞出血をきたす疾患の頻度は極めて低いと考えられます。

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