一般問題
医師国家試験 第116回 問368
368 / 400
34歳の女性(2妊1産 。妊娠39週5日に陣痛発来のため入院した。これまでの 妊娠経過に異常を認めない。第1子を2年前に正常経腟分娩している。入院時、胎 児心拍を母体の左下腹部で聴取する。内診で、子宮口開大度5cm、展退度70%、 下降度はSP−2cm、先進部は小泉門で3時方向、矢状縫合は骨盤横径に一致して いた。入院から5時間後に子宮口は全開大し、その10分後に自然破水した。羊水 混濁は認めない。この時点で、先進部は小泉門で12時方向、矢状縫合は骨盤縦径 に一致していた。 正しいのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 b
産瘤は右頭頂骨後部にできる。
入院時は矢状縫合が骨盤横径に一致し小泉門が母体の右側(3時方向)にありましたが、その後の第2回旋で小泉門が恥骨側の12時方向へ回旋し、矢状縫合は骨盤縦径に一致しています。回旋自体は正常な経過であり、産瘤は最も先進した部位、すなわち小泉門に近い右頭頂骨の後部に形成されます。