一般問題
医師国家試験 第116回 問375
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33歳の男性。3か月前から欠勤が増え、職場でアルコール臭を指摘された。産 業医の勧めで精神科を受診したところ、アルコール依存症と診断された。診察時、 「仕事が忙しく気分が落ち込むため飲酒量が増えた。飲みすぎといわれたので3日 前から断酒した」という。手指の震えと発汗を認める。 この患者で正しいのはどれか。
正解と解説
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正解 a
身体依存が認められる。
断酒3日目に手指振戦と発汗という自律神経症状が出現していることは、アルコール離脱症状にあたり、身体依存が形成されていることを示します。アルコール依存症ではうつ病の合併が多く、否認のため自ら治療を求めることは少ないのが特徴です。治療の中心は断酒を目標とした心理社会的治療や自助グループへの参加で、薬物療法は補助的な位置づけです。就労の継続は回復の支えにもなり、医師から退職を勧めるのは適切ではありません。