一般問題
医師国家試験 第116回 問374
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66歳の女性。労作時の前胸部不快感を主訴に来院した。10年前から高血圧症、 糖尿病で定期的に通院加療を受けている。2か月前から、朝6時ごろのゴミ出しの 時に胸部不快感を自覚することが数回あったため来院した。来院時の心電図は完全 右脚ブロックで以前と変化はなかった。トレッドミル負荷心電図検査では目標心拍 数に達したが、十分な判定ができる所見は得られなかった。冠動脈造影検査(別冊 No. 11 で、左前下行枝に50〜75%程度の狭窄病変を認めた。矢印は病変部を示 す。血行再建術の適応と考えられた。 心筋虚血の有無を評価するために適切な検査はどれか。

正解と解説
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正解 e
運動負荷タリウム心筋シンチグラフィ別 冊No. 11
冠動脈造影で50〜75%程度の中等度狭窄が認められた場合、形態だけでは血行再建の必要性を判断できないため、その病変が実際に心筋虚血を起こしているかを機能的に評価する必要があります。運動負荷タリウム心筋シンチグラフィは負荷時の血流低下と安静時の再分布から虚血の有無と範囲を示すことができ、この目的に適します。MIBGは心臓交感神経機能、FDG-PETは腫瘍や心筋バイアビリティの評価に用いる検査です。