一般問題
医師国家試験 第116回 問371
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32歳の初妊婦。陣痛発来を主訴に来院した。これまでの妊娠経過に異常を認め ない。妊娠41週0日午前1時から10分間隔の規則的な子宮収縮を自覚し、次第に 周期が短くなったため午前9時に来院した。身長156cm、体重71kg(非妊時63 kg 。体温37.1°C。脈拍92/分、整。血圧128/74mmHg。呼吸数20/分。内診で 分泌物は血性、子宮口は5cm開大、展退度60%、硬度は中、先進部は児頭で下降 度SP+1cmであった。胎胞を触知し、胎児心拍数陣痛図で胎児心拍数パターン に異常を認めず、陣痛周期は5分、持続時間は1分20秒であった。午後3時、子 宮口は9cm開大、展退度100%、児頭下降度SP+3cmであった。児頭の矢状縫 合は母体骨盤縦径に一致し、小泉門を0時方向に触れる。この時点の胎児心拍数陣 痛図(別冊No. 9 を別に示す。 適切な対応はどれか。

正解と解説
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正解 b
経過観察
子宮口9cm開大、展退度100%、児頭下降度SP+3cmと分娩第1期の進行は良好で、矢状縫合が骨盤縦径に一致し小泉門を0時方向に触れることから回旋も正常です。胎児心拍数パターンにも異常を認めないため、この時点では介入を行わず経過観察とするのが適切であり、吸引分娩や帝王切開、陣痛促進の適応はありません。