一般問題
医師国家試験 第116回 問367
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38歳の男性。顔と足のむくみを主訴に来院した。2週間前から起床時に両眼瞼 のむくみに気づき、いつも履いている靴がきつくて履けなくなってきたため受診し た。足の痛みはないという。1か月前から体重が8kg増加している。既往歴はな い。喫煙歴、飲酒歴はない。意識は清明。体温36.8°C。脈拍72/分、整。血圧 132/76mmHg。呼吸数16/分。SpO 98%(room air 。眼瞼結膜と眼球結膜に異常 を認めない。甲状腺と頸部リンパ節を触知しない。頸静脈に怒張を認めない。心音 と呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。前脛骨面を 母指で5秒間圧迫したところ両側に圧痕を伴う浮腫を認めた。 この時点で最も可能性の高い疾患はどれか。
正解と解説
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正解 c
ネフローゼ症候群
起床時の眼瞼浮腫で始まり、全身性の圧痕を伴う浮腫と1か月で8kgの体重増加をきたしており、心不全や静脈血栓を示唆する所見はありません。低アルブミン血症による膠質浸透圧低下が原因の全身性浮腫、すなわちネフローゼ症候群がこの時点で最も考えられ、尿蛋白と血清アルブミンの確認が必要です。