一般問題
医師国家試験 第117回 問203
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58歳の女性。頭痛を主訴に来院した。暑い日の午前、仕事中に少しめまいを感 じ、頭痛も出現したため受診した。作業中に大量に汗をかいた。最近、家族の介護 が忙しく、寝不足が続いていた。仕事は空調のない自宅の作業場で、部屋を閉め 切って縫製の作業をしている。既往歴に特記すべきことはない。喫煙歴と飲酒歴は ない。身長155cm、体重70kg。BMI29.1。体温36.4°C。身体診察と神経診察と に異常を認めない。 この患者に対する説明として適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 d
「作業場の室温を下げるようにしましょう」
空調のない閉め切った作業場で大量に発汗した後にめまいと頭痛が出現しており、暑熱環境による熱中症が疑われます。熱中症対策の基本は環境の是正であり、室温を下げて作業環境の暑熱負荷を減らすことが最も適切です。肥満や睡眠不足は熱中症の増悪因子であり、また口渇を感じる前からの計画的な水分・塩分補給が推奨されます。