一般問題
医師国家試験 第117回 問205
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36歳の経産婦(2妊1産)。妊娠38週2日、破水感を主訴に来院した。これまで の妊娠経過に異常を認めなかった。午前5時、就寝中に羊水流出感を自覚し、持続 するため午前7時に受診した。内診で分泌物は水様性、BTB紙で青変、子宮口は 3cm開大、展退度は60%、硬度は軟、児頭下降度はSP±0cmであった。入院 し経過観察を行うこととした。午後1時の内診で児頭の矢状縫合は母体骨盤縦径に 一致し、小泉門を12時方向に触知した。胎児心拍数陣痛図で、胎児心拍数基線は 145bpm、基線細変動は中等度、繰りかえす早発一過性徐脈を認めた。パルトグラ ム(別冊No.6)を別に示す。 適切な対応はどれか。

正解と解説
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正解 b
吸引分娩
胎児心拍数基線は正常範囲で細変動も保たれ、認めるのは児頭圧迫による早発一過性徐脈のみであり、胎児の状態は良好と判断できます。矢状縫合が骨盤縦径に一致し小泉門を12時方向に触知することから回旋も進んでおり、パルトグラム上の分娩進行の停滞に対しては、経腟的に吸引分娩で娩出を図るのが適切です。胎児機能不全の所見がないため緊急帝王切開の適応にはあたらず、子宮底圧出法は単独では推奨されません。