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Certia
一般問題

医師国家試験 第117回 問60

60 / 400

67歳の女性。倦怠感を主訴に来院した。約1か月前から疲れやすくなり、症状 が改善しないため受診した。意識は清明。身長149cm、体重45kg。脈拍72/分、 整。血圧144/88mmHg。心尖部にLevine3/6の拡張期雑音を聴取し、心雑音の強 さは体位で変化した。呼吸音に異常を認めない。心エコー検査で左室駆出率は正常 範囲であったが、左房内に可動性のある腫瘤を認め、拡張期には腫瘤が僧帽弁口を 塞ぐような所見を認めた。胸部造影CT(別冊No.31A)を別に示す。入院後、腫瘤 摘除術が施行された。術中の写真(別冊No.31B)を別に示す。 この患者の入院時に認められる所見で可能性が低いのはどれか。

問題の図
問題の図

正解と解説

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正解 e

頸静脈の虚脱別 冊No. 31 A、B

左房内の可動性腫瘤が拡張期に僧帽弁口を塞ぐ所見は左房粘液腫に典型的で、体位で変化する心雑音もこれを支持します。粘液腫はIL-6などの産生により発熱、体重減少、関節痛といった全身炎症症状を伴い、僧帽弁口の閉塞による肺うっ血で息切れが生じます。左房圧上昇は肺高血圧を介して右心系にも及ぶため、頸静脈は怒張こそすれ虚脱は考えにくい所見です。

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