必修問題
医師国家試験 第118回 問103
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75歳の女性。1か月前に骨転移を伴う進行肺小細胞癌と診断された。薬物によ る抗癌治療などの積極的な治療は実施せず、家で穏やかに過ごしたいという本人の 希望で在宅療養している。患者は月に2回の訪問診療を受け、癌性疼痛緩和目的で 数種類の内服薬を服用している。独居だが自宅では自立的な生活を維持している。 本日、担当医が定期の訪問診療に訪れたところ患者から「市販のサプリメントを 服用したい」と強い申し出があった。 対応で誤っているのはどれか。
正解と解説
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正解 d
この患者への診療をさし控える。
患者が補完代替療法を希望した際は、頭ごなしに否定せず、その背景にある思いを傾聴し、医療チームで情報を共有し、標準治療や併用薬との相互作用に関する医療情報を収集し、費用負担についても確認するのが適切な対応です。希望に沿わないことを理由に診療をさし控えることは、患者の療養を支える責務に反し、応招義務の観点からも認められません。