一般問題
医師国家試験 第119回 問170
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10か月の男児。発熱を主訴に母親に連れられて夜間救急外来を受診した。在胎 40週、身長49cm、体重3,150g、頭囲33cmで出生した。母子健康手帳で乳児健 診の記録はなく、定期予防接種は行われていない。5日前から39°C台の発熱が続 き、3日前に3分間のけいれんを起こしたが、医療機関の受診はしていなかった。 100mLのミルクを 1 日 4 回与えているとのことである。身長63cm、体重 6,500g、体温37.2°C、心拍数120/分、整。SpO 98%(room air)。表情は乏し く、活気も少ない。皮膚のツルゴールは低下している。体表に外傷やあざは認めな い。おむつ内には乾いた便が付着しており、臀部は赤くかぶれてびらんがある。衣 類は汚れが目立っていた。胸部聴診および腹部触診で異常を認めない。 適切な対応はどれか。
正解と解説
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正解 a
入院させる。
5日間続く高熱やけいれんがあっても受診させていないこと、乳児健診も定期予防接種も受けていないこと、月齢に対して著しい体重増加不良、不衛生な衣類とおむつかぶれは、ネグレクトを強く疑わせる所見です。脱水と活気低下もあり全身状態が不良なため、まず入院させて全身管理を行うとともに児を保護し、児童相談所への通告など多職種による対応につなげます。