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Certia
一般問題

医師国家試験 第119回 問176

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19歳の女性。無月経と倦怠感を主訴に来院した。1年前から体重の減量を目的 に食事を減らすようになった。6か月前から月経がなく、1か月前から倦怠感を自 覚しているため心配した母親とともに受診した。1年前と比較して体重は約10kg 減少している。本人は減量に満足しておらずもう少し体重を減らしたいと考えてい る。意識は清明。身長160cm、体重40kg。体温36.0°C。脈拍56/分、整。血圧 88/50 mmHg。るいそうと下腿の軽度の圧痕性浮腫を認める。尿所見:蛋白(−)、糖 (−)、ケトン体 1 +。妊娠反応陰性。血液所見:赤血球410万、Hb12.0g/dL、 Ht40%、白血球3,200、血小板12万。血液生化学所見:AST20U/L、ALT 18U/L、血糖82mg/dL、TSH3.6μU/mL(基準0.2〜4.0)、LH3mIU/mL(基準 1.8〜7.6)、FSH4mIU/mL(基準5.2〜14.4)、FT 2.0pg/mL(基準2.3〜4.3)、 FT 1.2ng/dL(基準0.8〜2.2)、エストラジオール10pg/mL(基準25〜75)。経腟 超音波検査で子宮の軽度萎縮を認める。 対応で適切でないのはどれか。

正解と解説

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正解 e

甲状腺ホルモン投与

著明な低体重と、痩せているにもかかわらずさらに減量を望む病識の乏しさ、無月経を伴う経過は神経性やせ症で、視床下部性の性腺機能低下によりLH・FSHとエストラジオールが低値となっています。FT3が低くTSHが正常であるのは低栄養に伴う低T3症候群(非甲状腺疾患)であり、栄養状態の改善とともに回復するため甲状腺ホルモンの投与は適応がなく、代謝亢進による負担も懸念されます。栄養管理、心理療法、家族への支援はいずれも治療の柱となります。

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