状況設定問題
助産師国家試験 第100回 問54
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在胎 29 週0日、体重 1,400 g で出生した男児。NICU に入院後に呼吸窮迫症候群 〈RDS〉のため気管挿管、人工サーファクタントの投与を受けた。生後2日、人工呼 吸管理によって呼吸状態は安定していたが、強い啼泣直後に心拍数 80/分に低下し、 経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO 〉が 98 % から 70 % に急激に低下した。 このときに撮影した胸部エックス線写真(別冊No. 6)を別に示す。 突然の呼吸状態の悪化の原因として最も考えられるのはどれか。
正解と解説
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正解 2
緊張性気胸
人工呼吸管理中の早産児が強い啼泣を契機に突然徐脈と著明な酸素飽和度低下を来した場合は、陽圧換気に伴う気胸、とくに緊張性気胸をまず考えます。胸腔内圧の上昇により静脈還流と心拍出量が低下するため急速に循環が悪化し、胸部エックス線での確認と緊急脱気が必要です。動脈管開存症や無呼吸発作では、これほど急激で高度な悪化は通常みられません。