一般問題
助産師国家試験 第105回 問89
89 / 110
生後 15 分の新生児。在胎 39 週0日、Apgar〈アプガー〉スコア1分後8点、5分 後8点であった。新生児蘇生法〈NCPR〉としてルーチンケアを行った後、インファ ントラジアントウォーマー下で観察を継続していたところ、生後 12 分ころから呻 吟と陥没呼吸が出現したため、改めて気道開通の処置を行ったが呼吸状態は増悪傾 向である。バイタルサインは体温(腋窩温!36.8 °C、呼吸数 50/分、心拍数 170/分、 経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO 〉87 % であった。 初期対応の選択として適切なのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
表示する
正解 3, 5
酸素投与 / 持続的気道陽圧〈CPAP〉
自発呼吸があり心拍数が100/分以上で、呻吟と陥没呼吸を伴いSpO2が低下している状態は新生児蘇生法アルゴリズムの「努力呼吸とチアノーゼ」の枝に該当し、酸素投与とCPAPによる呼吸補助が初期対応となります。心拍数170/分と保たれているため胸骨圧迫や気管挿管の適応はなく、自発呼吸があるためバッグ・マスク換気も第一選択にはなりません。