状況設定問題
助産師国家試験 第105回 問99
99 / 110
A さん(29 歳、経産婦!は妊娠 38 週0日。不規則な子宮収縮を主訴に午後2時に来 院した。妊娠経過は良好であった。児の推定体重は 3,400 g。胎児心拍数陣痛図では 陣痛間欠8分、発作 40 秒。胎児心拍数基線 140 bpm、基線細変動は正常で、一過性 頻脈があり、一過性徐脈は出現していない。血性分泌物はない。陣痛開始しており入 院となった。胎児心音は、母体の右側、臍棘線上中央で聴取できた。内診所見は、子 宮口5cm 開大、展退度 50 %、Station −1。矢状縫合は横径に一致し、小泉門は9時 方向、同じ高さで大泉門が3時方向に触知できた。 陣痛開始から 10 時間が経過した。陣痛間欠6分、発作 40 秒。内診所見は、子宮 口8cm 開大、展退度 80 %、Station +1。胎児心拍数陣痛図では胎児心拍数基線 140 bpm、基線細変動6〜25 bpm。最下点 100 bpm、回復まで 20 秒の変動一過性 徐脈が2回みられた。A さんは「昨夜からあまり眠れていない」と話し、疲れた様 子である。 助産師の対応で適切なのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 4
子宮収縮薬の使用を医師に相談する。
陣痛開始から10時間で子宮口8cm、陣痛間欠6分・発作40秒と収縮が弱く、産婦の疲労も強いことから微弱陣痛による分娩遷延と考えられ、子宮収縮薬の使用を医師に相談することが適切です。心拍数基線と細変動は正常で、変動一過性徐脈も最下点100bpm・回復まで20秒と軽度であり、直ちに帝王切開を準備する状況ではありません。疲労がある産婦に階段昇降を促すことも適切ではありません。