状況設定問題
看護師国家試験 第113回 問215
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A さん(43 歳、男性、会社員)は、1か月前に右頸部の腫瘤を自覚した。大学病院 で非 Hodgkinuホジキンxリンパ腫と診断され化学療法導入目的で入院した。 バイタルサイン:体温 37.1 °C、呼吸数 16/分、脈拍 84/分、整。 身体所見:顔面に浮腫を認める。 検査所見:Hb 12.8 g/dL、白血球 6,400/μL、総蛋白 7.6 g/dL、アルブミン 4.1 g/dL。 胸部造影 CT:縦隔リンパ節腫大による上大静脈の圧迫を認める。 A さんは R-CHOP 療法(リツキシマブ、シクロホスファミド、ドキソルビシン、 ビンクリスチン、プレドニゾロン)を受けた。 A さんの R-CHOP 療法の初日に生じる可能性がある合併症はどれか。
正解と解説
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正解 5
腫瘍崩壊症候群
腫瘍崩壊症候群は化学療法により腫瘍細胞が急速に崩壊し、細胞内成分が血中に放出されて高尿酸血症、高カリウム血症、高リン血症、低カルシウム血症、急性腎障害、不整脈をきたす病態で、治療開始後数時間から数日という早期に生じます。腫瘍量の多い悪性リンパ腫では特に注意が必要で、十分な補液や尿酸生成抑制薬で予防します。脱毛、口内炎、好中球減少は数日から数週間後に現れます。