国家試験問題
作業療法士国家試験 第50回 問115
115 / 200
48 歳の男性。アルコール依存症。30 歳ころから仕事上のストレスにより飲酒量 が増えてきた。40 歳ころから遅刻や欠勤を繰り返すようになり 2 年前に会社をや めた。2か月前から連続飲酒状態となったため妻に付き添われて精神科を受診し、 入院した。入院後2週経過し、離脱症状が落ち着いたため作業療法が開始された。 この時期の作業療法で適切でないのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 4
プログラムでの頑張りを促す。
アルコール依存症の離脱症状が落ち着いた入院初期の作業療法では、飲酒に至った背景を見つめ直す心理教育や自助グループへの参加促進、退院後の生活設計への助言など、断酒の動機づけと生活再構築を支援することが中心となる。この時期にプログラムでの頑張りを促すことは、達成を求める競争的な負荷が再飲酒のきっかけとなるストレスを高める恐れがあり適切でない。