国家試験問題
作業療法士国家試験 第50回 問110
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80 代の女性。息子の家族と同居。孫の名前を忘れる、日付がわからない、居眠 りする、洗濯や掃除を完了せず放置するなどのエピソードが頻繁にあり受診したと ころ、Alzheimer型認知症と診断され作業療法の指示が出た。 介入で適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 2
家事を複数同時に行わないよう指導する。
Alzheimer型認知症では複数の作業を同時に処理する遂行機能や注意の分配機能が早期から低下するため、家事を一度に複数並行させず一つずつ順に取り組ませることで失敗体験を減らし自立を保つ工夫が有効である。家事の縮小や休息の増加は残存機能を活かす機会を奪い廃用を助長する恐れがあり、日付や孫の名前を繰り返し問うことは失敗を突き付けて自尊心を傷つけるため不適切である。