国家試験問題
作業療法士国家試験 第52回 問4
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28 歳の男性。右利き。交通事故による右前頭葉背外側部の頭部外傷のため入院 した。作業療法が開始され、4か月が経過した。四肢に運動麻痺や感覚障害を認め ず、歩行は自立している。日中はボーッとして過ごすことが多いが、促されると日 課を行う。話しかければ日常会話は問題なく成立するが、自発話は乏しい。 この患者の高次脳機能評価として最も適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 1
BADS
BADS(遂行機能障害症候群の行動評価)は、意欲低下や自発性の低下、行動の開始・持続の障害といった前頭葉損傷に伴う遂行機能障害を日常生活場面に近い課題で評価する検査であり、この患者の病態評価に適している。SLTAは失語症、SPTAは失行症、VPTAは視知覚障害、CBSは半側空間無視を対象とした評価法であり、感覚障害を伴わずボーッとして自発性が低下しているこの症例の評価には適さない。