国家試験問題
作業療法士国家試験 第56回 問111
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71 歳の女性。独居。臥床傾向となり、訪問作業療法が依頼された。畳の上に布 団を敷いて就寝しており、床からの立ち上がりは台につかまり実施していた。セル フケアは時間がかかるが実施可能である。家事は簡単な炊事を行い、洗濯を時々行 う程度であった。 生活機能の拡大に向けて、作業療法士が行う指導で最も優先されるべきものはど れか。
正解と解説
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正解 1
ベッドを導入させる。
畳に布団を敷いて就寝している独居高齢者では、床からの立ち上がり動作自体が転倒リスクや臥床傾向を助長する大きな要因となるため、まずベッドを導入して起居動作の負担を軽減することが生活機能拡大の基盤として最優先される。運動習慣の確立や家事動作の拡大、地域活動への参加促進はいずれも重要な目標であるが、起居移動が安定していなければ実行が困難であり、基本的な生活動作の土台を整えることが先行すべき課題である。