実務
薬剤師国家試験 第101回 問235
235 / 345
34歳女性。検診で乳がんの疑いを指摘された。血縁者の多くが乳がんを発 症していたため、乳がんの遺伝子検査及び組織診断を受けた。その結果、HER2 陽性乳がんと診断された。骨転移があるため、ドセタキセル/カルボプラチン/トラ スツズマブの併用療法のレジメンに従い、薬物治療が始まった。 ドセタキセル/カルボプラチン/トラスツズマブの併用療法について、誤っている のはどれか。1つ選べ。
正解と解説
表示する
正解 3
トラスツズマブの代表的な副作用に骨髄抑制がある。
トラスツズマブはHER2に対する分子標的薬であり代表的な副作用は心毒性(心機能低下)であって骨髄抑制ではないため、この記述は誤りである。心機能検査を投与前後で行うこと、インフュージョンリアクションに注意することは正しい対応であり、カルボプラチンは電解質異常・腎機能障害や骨髄抑制、過敏反応を起こしうるため各種モニタリングが必要とされる。