病態・薬物治療
薬剤師国家試験 第102回 問292
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49歳男性。C型慢性肝炎の既往あり。昨年より肝硬変に起因する腹水が出 現し、ループ利尿薬とアルブミン製剤が投与されていた。昨日、肝性脳症と診断さ れ入院となり、分岐鎖アミノ酸製剤の点滴静注、ラクツロース及びカナマイシン一 硫酸塩の経口投与を開始した。 本患者において、以下の所見が認められた。肝性脳症に最も関連が深いのはどれ か。2つ選べ。
正解と解説
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正解 4, 5
高アンモニア血症 / 羽ばたき振戦
肝硬変により肝臓での尿素サイクルによるアンモニア代謝が低下すると血中アンモニア濃度が上昇し、これが脳症の主な原因物質となって羽ばたき振戦などの神経症状を引き起こす。食道静脈瘤や黄疸、浮腫は門脈圧亢進や肝機能低下による所見だが、肝性脳症の発症に直接関連する所見ではない。