薬剤
薬剤師国家試験 第103回 問174
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固形製剤中における医薬品の分子集合体の性質に関する記述のうち、正しいの はどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 3, 5
非晶質(アモルファス)状態の医薬品を高湿度下に保存したとき、水分の収着によって結晶化することがある。 / 医薬品を分子状態で水溶性高分子に分散させた粉体から医薬品を溶出させるとき、医薬品のみかけの溶解度が過飽和を示すことがある。13
非晶質医薬品を高湿度下で保存すると水分の収着により結晶化が進むことがあり、また医薬品を分子状態で水溶性高分子に分散させた固体分散体からの溶出では見かけの溶解度が過飽和を示すことがあるため、これらは正しい。誤りとなる選択肢では、結晶多形間は結晶構造が異なるため真密度も異なる点、水和物は結晶構造中に水分子を取り込んだ状態であり表面への水分吸着とは異なる点、シクロデキストリンによる包接化はむしろ医薬品の安定性を改善する効果を持つ点で、記述内容が実際の性質と逆になっている。