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薬剤

薬剤師国家試験 第103回 問168

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薬物の血漿タンパク結合、組織結合及び分布容積に関する記述のうち、誤って いるのはどれか。2つ選べ。ただし、定常状態における血漿中非結合形薬物濃度と 組織中非結合形薬物濃度は等しいものとする。

正解と解説

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正解 3, 5

体重 1 kg 当たりの分布容積が 0.6 L の薬物は、血漿を含む細胞外液に主に分布する。 / 分布容積は、体内薬物量を組織中薬物濃度で除することで得られる。

体重1kgあたりの分布容積が0.6Lというのは体内総水分量に相当する値であり、血漿を含む細胞外液(約0.2L/kg)のみに分布することを意味しないため誤りである。また分布容積は体内薬物量を血漿中薬物濃度で除して求める値であり、組織中薬物濃度で除するという定義も誤りである。血漿タンパク結合率が著しく高く組織結合がほぼない薬物の分布容積が血漿容積に近似できる点や、組織結合性が大きい薬物ほど血漿タンパク結合変動の影響を受けやすい点は、薬物動態の基本原理と整合しており正しい。

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