実務
薬剤師国家試験 第105回 問208
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65 歳男性。がんで入院中。当初、医療チームの方針として、アプレピタン トカプセルを制吐剤として投与することが計画されていたが、口内炎が悪化したた め、ホスアプレピタントの点滴静注への変更について再度検討することとなった。 O O HN NH O H H CH 3 F F HO N NH O H H CH 3 F F HO N P N N N O F O F O H H F F F F F F F F アプレピタント ホスアプレピタント 処方の再検討に際して、薬剤師が医療チームに行う説明として適切でないのはど れか。1つ選べ。
正解と解説
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正解 3
ホスアプレピタントは、アプレピタントの窒素原子にリン酸基が導入されたことにより、血液脳関門を通過しやすくなっています。
ホスアプレピタントはアプレピタントの経口投与が困難な患者のために開発された、水溶性を高めたプロドラッグであり、投与後に生体内で速やかに加水分解されてアプレピタントに変換される。窒素原子へのリン酸基導入は水溶性向上を目的としたものであり血液脳関門通過性を高めるものではなく、アプレピタント自体が持つ代謝酵素阻害に基づく薬物相互作用にはホスアプレピタント投与時も同様に注意が必要である。