薬剤
薬剤師国家試験 第106回 問171
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薬物の胎児への移行に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 2, 5
胎盤には P–糖タンパク質が発現し、薬物の胎児血への移行を抑制している。 / 薬物は母体血中でアルブミンと結合した状態では、胎盤を介して胎児血に移行しない。14
胎盤にはP-糖タンパク質が発現しており、薬物を母体側へ汲み出すことで胎児血への移行を制限する防御機構として機能する。薬物は血中でアルブミンなどと結合した状態(結合形)では分子が大きく胎盤を通過できず、遊離形のみが胎盤を通過して胎児血に移行する。誤りとなる記述として、母体血と胎児血は絨毛間腔を介して物質交換するのみで直接混ざり合うことはなく、胎盤にはCYPなどの薬物代謝酵素が存在し一部の薬物は胎盤で代謝を受ける。