実務
薬剤師国家試験 第107回 問228
228 / 345
70 歳男性。自宅にて、39 °Cの発熱及び全身倦怠感を認め、同日中に呼吸 困難となったため、家族が救急搬送を依頼した。救急病院に到着後、インフルエン ザウイルスの迅速抗原検出キットにて検査したところ、B 型陽性であり、インフル エンザウイルス感染症と診断された。なお、インフルエンザワクチンは未接種だっ た。また、本人からは高熱による頭痛の訴えがあった。救命救急センター担当医師 と薬剤師は、治療方針について、カンファレンスを実施した。 この患者への対応について、薬剤師が提案する内容として、適切なのはどれか。 2つ選べ。
正解と解説
表示する
正解 3, 4
アセトアミノフェン静注液の投与 / ペラミビル水和物注射液の投与
経口摂取が困難な重症のB型インフルエンザには注射用ノイラミニダーゼ阻害薬であるペラミビル水和物が適応となり、高熱による頭痛にはアセトアミノフェンによる解熱鎮痛が適切である。アマンタジンはA型にのみ有効でB型には無効であり、ワクチン接種は発症後の治療にはならず、細菌感染を示す所見がないためレボフロキサシンの投与も不要である。