実務
薬剤師国家試験 第107回 問220
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35 歳女性。最近、日中頻尿と尿意切迫感で不眠が続いたので近医を受診し た。過活動膀胱症状質問票(OABSS)トータルスコア 10 点の中等症と診断され、 処方 1 による薬物治療を受けていた。再診時、OABSS トータルスコアは 6 点と改 善したが尿意切迫感が十分に改善しないため、処方 2 が追加された。 再診時の主な患者情報:血圧 130/60 mmHg、脈拍数 60 拍/分、消化器症状な し、肝機能・腎機能正常、電解質異常なし。現在、妊娠はしていない。 (処方 1 ) ソリフェナシンコハク酸塩錠 5 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 (処方 2 ) ミラベグロン錠 50 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 再診 7 日後、薬剤師が継続的な服薬状況と患者状態を確認し、服薬指導を行うた め、患者宅に電話した。 25 副作用症状としてこの患者に起こる可能性が最も低いのはどれか。1つ選べ。
正解と解説
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正解 5
唾液の分泌過多
ミラベグロンはアドレナリンβ3受容体刺激薬で膀胱平滑筋を弛緩させる薬剤でありムスカリン受容体遮断作用は持たないため、唾液分泌過多は起こりにくい。一方、ソリフェナシンの抗コリン作用により便秘やふらつき・めまいが、ミラベグロンのβ刺激作用により血圧上昇や尿閉のリスクがそれぞれ生じうる。