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Certia
一般問題

医師国家試験 第109回 問311

311 / 500

68歳の男性。発熱と全身倦怠感とを主訴に来院した。 現病歴 : 昨日から38°C台の発熱、頭痛、全身倦怠感および筋肉痛を認め、食欲 も低下したため朝になって受診した。 既往歴 : 30年前から高血圧症の治療を受けている。 生活歴 : 妻、長男夫婦、小学生の孫1人と同居している。喫煙歴はない。飲酒は 日本酒1合/日を30年間。 家族歴 : 10日前に孫が、5日前に長男がそれぞれ高熱を出して学校や仕事を休ん でいた。 現 症 : 意識は清明。体温38.4°C。脈拍96/分、整。血圧138/76mmHg。呼吸 数20/分。SpO 97%(room air)。咽頭に軽度発赤を認める。甲状腺腫と頸部リン パ節とを触知しない。項部硬直を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹 部は平坦、軟で、圧痛を認めない。肋骨脊柱角に叩打痛を認めない。四肢に浮腫を 認めない。 検査の結果は陰性であった。 患者がこの疾患に罹患している検査前確率を75%としたときの検査後確率に最 も近いのはどれか。 ただし、この検査の感度は60%、特異度は96%とする。

正解と解説

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正解 e

56%

検査前確率75%は事前オッズ3に相当します。陰性尤度比は(1-感度)÷特異度=0.4÷0.96≒0.42であり、事後オッズは3×0.42≒1.25、確率に戻すと1.25÷2.25≒0.56、すなわち約56%です。感度が低い検査では陰性でも疾患を否定できないことを示しています。

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