一般問題
医師国家試験 第110回 問461
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15歳の男子。右肘関節痛を主訴に来院した。8歳から野球のリトルリーグに所 属し投球練習を毎日行ってきた。6か月前から投球時に右肘が痛むようになってき た。症状が改善しないため受診した。身長168cm、体重65kg。右肘関節外側に軽 度の腫脹と圧痛とを認める。右肘関節の関節可動域は、屈曲110°、伸展-20°であ る。右肘関節エックス線写真正面像)別冊No. 9A)と右肘関節CT)別冊No. 9B)と を別に示す。 優先すべき対応はどれか。


正解と解説
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正解 a
投球制限
成長期に投球動作を繰り返してきた野球選手が肘外側の痛みと可動域制限を訴える場合、上腕骨小頭の離断性骨軟骨炎が疑われます。画像で小頭に透亮像や分離した骨軟骨片を認めます。治療の基本は投球を中止して患部への繰り返す圧迫・剪断力を取り除くことであり、早期に投球制限を行えば保存的に修復が期待できます。放置すると遊離体形成や変形性肘関節症に進行します。