一般問題
医師国家試験 第110回 問463
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52歳の女性。心雑音の精査のため来院した。職場の健康診断で心雑音を指摘さ れたため受診した。身長161cm、体重52kg。体温36.3°C。脈拍64/分、整。血 圧118/68mmHg。体位によって変動する拡張期雑音を心尖部に聴取する。心エコ ー図)別冊No. 10)を別に示す。病変は可動性を認める。 この患者に起こり得る症状または病態として考えにくいのはどれか。
正解と解説
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正解 e
肺塞栓別 冊No. 10
心尖部に体位で変動する拡張期雑音を聴取し、心エコーで可動性の腫瘤を認める所見は左房粘液腫を示唆します。腫瘍が僧帽弁口を間欠的に閉塞して失神をきたし、腫瘍片や付着血栓が飛散して脳塞栓による片麻痺を生じ、サイトカイン産生により発熱や関節痛、炎症反応高値をきたします。腫瘍は左房内にあるため塞栓子は体循環に流れ、肺塞栓は考えにくい病態です。