一般問題
医師国家試験 第110回 問462
462 / 500
43歳の女性。職場の健康診断で血清ALPと血清Caの異常を指摘されて来院し た。特に自覚症状はない。血液生化学所見:ALP548IU/L)基準115〜359)、Ca 11.8mg/dL、P2.3mg/dL。 最も考えられるのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 c
原発性副甲状腺機能亢進症
高Ca血症に低P血症とALP高値を伴う組合せは、副甲状腺ホルモンの過剰分泌による原発性副甲状腺機能亢進症に典型的です。PTHは骨吸収を促進してCaを上昇させるとともに、近位尿細管でのリン再吸収を抑制して血清Pを低下させ、骨代謝亢進を反映してALPが上昇します。続発性副甲状腺機能亢進症は腎不全などを背景に低Ca血症を伴い、ビタミンD過剰では血清Pは低下しません。