必修問題
医師国家試験 第111回 問100
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53歳の男性。視床出血後の左片麻痺のため回復期リハビリテーション病棟に入 院中である。発症して2か月が経過している。左上肢は前頭部まで挙上できるが、 随意運動時に振戦を認める。握力は1kgである。徒手筋力テストで左股関節屈 曲・伸展と左膝関節屈曲・伸展の筋力はともに4、左足関節屈曲・伸展の筋力は 2。左足クローヌスを認める。左半身の感覚は脱失している。平行棒内での歩行は 可能だが、左下肢立脚相に膝関節は過伸展し足関節は内反する。患者は屋外歩行を 希望している。歩行補助具の写真(別冊No. 2 1〜5 を別に示す。 この患者に用いるのに適切なのはどれか。

正解と解説
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正解 c
3
左片麻痺で足関節背屈・底屈の筋力が2と弱く、立脚相に膝が過伸展し足関節が内反尖足となっており、さらに感覚が脱失しています。この場合は足関節を確実に制動して内反と尖足を矯正できる支柱付きの短下肢装具が適しています。屋外歩行を目標とするため耐久性と制動力のある装具が望ましく、単なる軟性装具や上肢で操作する歩行器では対応できません。