必修問題
医師国家試験 第111回 問107
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45歳の男性。会社員。課長に昇進後、半年が経過した頃から寝つきが悪くなり、 仕事でケアレスミスをするようになった。その後、めまい、倦怠感および食欲不振 が出現し、会社の産業医に勧められ受診した。妻と子供の3人暮らし。抑うつ状態 で軽度の希死念慮を認め、うつ病と診断されたため入院となった。抗うつ薬などに よる治療を4週間行ったところ、症状は消失し退院可能となった。 主治医の今後の対応として最も適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 d
家族に対して本人への接し方を助言する。
うつ病の治療では、症状が消失しても再発予防のため抗うつ薬は同用量で相当期間継続する必要があり、退院前の減量は不適切です。また家族の理解と対応は回復の維持に大きく影響するため、励ましすぎない接し方や再燃のサインなどについて家族に助言することが最も適切です。復職は段階的に進めるべきで、退院直後の完全復帰や発症前のペースを求める励ましは再燃の誘因となります。